ケニア撮影旅行記(2)---出発までの準備 [Kenya Safari]
行くことを決めてから、出発まで1年近くもありました。何故かって、旅行社の一般募集のアフリカ・サファリツアーに参加するのではなく、特別のプライベート・ツアーなのでそうなりました。この長い待ち時間が悪かった(笑)。当初はそんなにお金をかけるつもりはなかったのですが、いろいろ試すうちにどんどん欲が出てきて結局最新のプロ仕様機材一式を揃えることになってしまいました。
ここですぐ用意した機材一式を書くと物欲自慢みたいに見えちゃうと思うので機材の話は具体的な撮影記事の中で紹介します。
私は体力に自信があるほうではないので揃えた機材を試すのに苦労しました。CONTAX使っていたときも望遠は200mmまでしか使ったことありませんでした。野鳥や鉄道写真やカーレースなどを撮りに行く趣味も私にはありませんでした。プロ機材はみな重いので都会に住んでる私は本物の自然の中ではなく動物園や植物園へ出かけてオートフォーカスの具合やレンズの解像力のテストなどをして本番にそなえました。肖像権の問題が厳しい今日都会の中で大きなカメラに望遠レンズなんか付けてうろうろ出来ません。やってる人はいるかもしれませんが私にはそういう度胸はありません。
撮った後のレタッチは、Photoshopを普通のデジカメやスキャナでけっこう前から使っていたので心配ありません。フィルム時代にも私は暗室作業が好きでした。撮った後自分で仕上げるのは撮るのと同じぐらい楽しいです。ちなみにパソコンでやるフォトレタッチを明るい暗室なんて言うのですよね。
まあそんなこんなで準備していよいよ2004年8月15日アフリカ・ケニアへ出発することとなりました。
ツアーのリーダーはアフリカ歴40年のプロフェッショナル映像作家のA氏でハイビジョンビデオと写真の両方撮ります。その他の同行メンバーは今現地での集合写真を見たらリーダーの家族も含め15人いました。全員カメラは持って行きますが兄や私みたいにプロまがいの重装備の人ばかりではありません。またメカにあまり強そうでない女性の方や年少の方もいました。
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