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デジタルカメラに思うこと(7)---今までサファリに用意した機材について(補足) [column]

後半でほぼ90cm×60cmという特大プリントを作る最低限度の画素数を考えてみたわけですが、ここでちょっと補足したいことがあります。

というのはサファリでは目指す動物がいつもノートリミングに近い大きさで撮れるなんてことはなくて、自分の持っている一番長い、つまり一番画角が狭いレンズにテレコンまでつけてもまだ遠いなんてことがざらにあるわけです。

そういう場合に一番重要なのは、実はカメラの総画素数ではなくて、画素密度とレンズの解像度なんです。つまり、引き伸ばし耐性というのは実はトリミング耐性でもあるわけです。

トリミングしなければならない理由は被写体が遠いばかりではありません。速く動く動物を撮るのにたとえわりと大きく撮れる場合でもなかなか構図まで考えノートリミングで撮るのは難しい場合があります。ピントが合うオートフォーカスの精度が中心ほど高いなんていうのもピントを合わせるのに重要です。だから、最初からトリミングをする前提でシャッターを押す場面も相当あります。(日の丸構図で確実にまず撮り、後から直す場合など)

そこで画素密度とともにカメラの総画素数が生きてきます。2400万画素あれば、面積4分の1までトリミングしてもまだ600万画素残るわけですから、500mmレンズが1000mmレンズと同じ画角で撮ったのと同じになり、プリント上は被写体が1000mmで撮ったのと同じ大きさになります。(こういう600万画素もあるというわけです。)

画素密度を高め過ぎると高感度で画質が悪くなるので、フルサイズでの高画素密度=今なら2400万画素のカメラが欲しくなるわけです。 

こういう話、もっと詳しく書けば幾らでも長くなっちゃいます。で、この辺でひとまず止めときましょう。

明日、あるオフ会へ行ってD300のテスト撮りをして来ようと思います。タンザニア行きまであと1週間ぐらいに迫りました。残念ながら出発前にケニア撮影旅行記のつづきを書いてる余裕はありません。
帰国後に新たにタンザニア撮影旅行記を始めますのでまずそっちのほうをご期待下さい。ケニア撮影旅行記のつづきはその後にするか、並行するかはまだ考えていません。
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