SSブログ

デジタルカメラに思うこと(6)---今までサファリに用意した機材について(後半) [column]

前半で私がケニアサファリの4年間に持っていった機材について書いたわけですが、デジタル一眼レフの画素数ってどのくらいあれば良いと皆様はお考えでしょうか?

プリントでA4までしか伸ばさないのであれば、多少のトリミングをすることを考慮しても400万画素あれば十分でしょう。でももう既に400万画素のデジタル一眼レフはどのメーカーのカタログにもありませんよね。コンパクトデジカメでも1200万画素なんていうのがあるくらいですからね。どうしてこんなに画素数が増えちゃったのでしょうか?

これは多分プリントはA4までしかしなくても、パソコンディスプレーで簡単にどんどん拡大して見れるようになったからでしょう。

実はここでこんなことを書き始めたのには理由があります。

私が参加しているサファリツアーのリーダーのA氏がCanonの業務用大型インクジェットプリンタによる通常のA1サイズより大きい914mm×610mmのプリントのみによる大写真展をやろうと言い出したからです。(いや言い出しただけではなく既に会場も日程も決まっています。詳細が決まったらここでもお知らせしますね。)

この長辺が90cmもあるプリントを綺麗に見せるにはカメラの画素数は幾ら必要でしょうか?

残念ながら簡単に何百万画素必要だとは言えないいろいろな要素があるのです。例えば、フィルムにも低感度超微粒子フィルムと高感度フィルムがあるように、デジタルでも低感度と高感度では画質にかなりの差が出ます。また写真のテーマによっても高精細が必要な絵とそうでない絵もあるでしょう。

それでも最低レベルは意外と敷居は低いと思います。私のプリント経験からの独断でいえば、カメラの基本感度で良い光の下で撮られた写真なら600万画素、高感度で撮られノイズが少し気になるレベルの画質で800万画素ぐらいが「大きいことは良いことだ」と見てもらえる最低基準じゃないかと考えています。つまり600万画素の初代Kiss DigitalもD70も最高画質で撮れればこの大きさまで伸ばしても十分見栄えがすると思います。(もちろんこれは私の美的感覚での独断であることをお断りしておきます。上手に画素補完してやればもっと行けそうな気もします。)

じゃあ、1670万画素(1Ds MarkII)とか2110万画素(1Ds MarkIII)とかは無駄なのか?

もちろんそんなことはありません。良いレンズを使って、手ブレも無く、ピントを狙ったところに合わせられれば、近づいて見て、びっくりする写真になることは間違いありません。逆にブレたり、ピンをはずしたりすればプリントが高精細なだけその細かいミスが目立つことになるでしょう。

ということで、914mm×610mmのプリントを作るには820万画素の1D MakIIには殆どノートリミングで写さなければならないというプレッシャーが掛かるのでありました。

それでは、今月のタンザニアで、1Ds MarkIIもあるけど、最後の舞台になるかもしれない私の1D MarkIIよ!頑張ってくれよ~!!

あ、カメラが勝手に頑張るんじゃなくて、私が頑張るのでした(笑)。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。