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『世界の自然大写真展』(すべてA1ノビ統一サイズによる写真展) (2) [Exhibition]

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これは何の写真でしょうか?
A1ノビサイズの写真を入れて飾るための額縁の入っていたダンボールに貼ってあったラベルです。
サイズの欄に612X916って書いてあるでしょう?これが額の縦横の内寸(612mm×916mm)です。随分大きいでしょう?普通の写真展は大きくてもせいぜい半切(356mm×432mm)かA3ノビ(329mm×483mm)ぐらいなので面積比で4倍近い大きさです。この額は参加者がその出展数だけ買い取るわけです。
何故そんなことをするかと言うと、A1ノビ写真をパネル貼りするより、額を買って入れるほうが安く上がるからです。この写真展はこのようにして出来るだけ安い予算で大きな写真を楽しめるように考えられています。安くあげたからってこの額はC社がイタリアに特注した上等な品で現在一般に市販はされていません。
面積で4倍の写真だから普通の写真展より4倍の参加費用が掛かるんじゃ一部のお金持ちしか楽しめませんよね?それじゃ全然当たり前過ぎて面白くも何ともありませんし、参加者もなかなか集まらないでしょう。そこを発起人が賢く考えて安い費用ででっかく楽しもうと計画されました。
なので当初はプリントも業務用の大きなインクジェットプリンターを使用してなるべく安く仕上げる予定でした。ところが業者との価格交渉が決裂したようでして、結局プロラボさんに価格でかなり無理を聞いてもらって従来の印画紙出力となりました。
出展者にとっては追加費用は徴収されなかったので儲かっちゃった気分です。特にフィルムでの出展者には綺麗でお得な写真展となりました。やっぱりプロラボさんはフィルムに強いもんね。(中判フィルムによる風景写真などは見事な仕上がりです。)
それに対して、デジタルのみの私の出展分の出来はかなり今一でした。しかし発注単価が余りにも安いので1枚しか焼き直しはしてもらえませんでした。(その点はちょっと、いや期待しただけにかなり残念かな。白飛びしちゃいけないところが白飛びしたりしている。)

今日は一転して随分難しい話になっちゃったかもしれません。が、まだつづきます。
次は、でっかいことは本当に良かったのかとか検証してまいりましょう。

P.S. 出展中の私の作品は希望者にお売りします。世話人会で相談して決めたリーズナブルな統一価格があります。なので本人が不在でも申し出ることが出来ます。
2日間で3名様にお買い上げ頂きました。同一作品を複数の人が希望しても焼き増し出来ますので大丈夫です。ただし額縁は私の場合10個しかありませんので額付きでは10名様限りです。
写真の題名や撮影者名が書かれているキャプションカード上の赤いしるしが売約済みマークです。戦闘機の操縦席横に付ける敵機の撃墜マークみたに赤いシールが誇らしく付いていますのでわかります(笑)
写真を見るときそのマークを探しながら楽しむのも一興かと思います。2日間終了現在同一作品では3個が最高でした。

A1ノビ・サイズ(610mmX913mm)の写真って、私も家に10枚以上所有してますが、どでかいので1枚しか飾ってません。広大な展示場でみると「何だ、こんなものか」っていう大きさですが、普通の家庭で額縁入りで飾るのは結構大変です。こんな大きなものを見ず知らずの今日会場で会ったばかりの人に買って頂けるなんてとても光栄なことだと思います。

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