新連載?デジタルカメラに思うこと(1) [column]
このブログは前回書いたような理由で突発的に始めたわけなんですが。先へ進む前にデジタルカメラについて少し思いを書いてみようと思いました。
カメラマニア向けに書くのではありませんが、デジカメ初めての人には少し難しいかも?
初めてのカメラがデジタルカメラだという人はこれからどんどん出て来るわけですが。現在写真を撮ることが好きだという人の多くはまだフィルムカメラを使ったことがある人だと思います。
私も当然その一人なのでデジタルカメラの話を書くにはフィルム時代のことから書かなければなりません。(そのうち「フィルムって何?」なんて若い人に言われる時代はもうすぐだと思うのでまだわかってもらえる今のうちにw)
一言にデジタルカメラと言っても携帯電話に付いたようなものから最新のプロ用デジタルカメラまであるわけですが、そのまず一番の違いはセンサーの大きさによるものだと思います。(CCDとかCMOSとか言ってるもの)
これに対してフィルムカメラとは一般には35mmフィルムカメラのことをいうので、「写るんです」とかの使い捨てカメラからプロ用35mm一眼レフカメラまでデジタルカメラでセンサーに当たるフィルムの大きさは同じです。
フィルムカメラではこのようにカメラ超入門用からレンズと合わせて100万円を超えるような超高級なものまで使えるフィルムの大きさには差別はありませんでした。
だから使い捨てカメラを除けばどんな安いカメラでも超高級カメラと同じフィルムが使えたわけです。
ところがデジタルカメラになってフィルムがカメラ内臓のセンサーに置き換わり、カメラのグレードはまず内臓センサーの違いということになりました。
フィルム式であればレンズが交換出来るタイプのカメラならば写りの差は一番には、付けるレンズの差、解像力とか発色の良さとかによって決まるので、安いカメラボディでも良いレンズを付ければ、高価なボディのカメラより良く写るなんてことは当然ありえました。自動露出とかオートフォーカスとかボディ自体の差を腕でカバーすればね。
ここまで書いて何が言いたいのか?
先ず第一にデジタルカメラに嵌るとどんどんお金が掛かるようになりました。
携帯電話に付いてるカメラで十分と思ってる人も世の中多いでしょう。携帯電話のカメラの写真だけで写真展をやっても面白いと思います。
でもカメラの趣味は奥が深い。例えば多人数で共同の写真展を開くとします。もちろん写真の出来が良いとか悪いとか言うのは画質の差では決まるものではないですが、同じ時、同じ物や同じ風景を同じような構図で撮ったのを比べて見ればレンズを含めてカメラの差は少しでも画質にこだわる人が見ればすぐわかるでしょう。
その画質の差がわかったとしても、それがかなりの差であれば、その画質を決める部分を買い換えなければ同じようにはなりません。(もっともデジタル写真はレタッチでかなり変わるのでプリントしたやつだとを単純に比較は出来ませんが、まあここでは単純に考えておきましょう。)
コンパクトデジカメのようにレンズ一体型であれば新しいのが欲しくなり。レンズ交換出来るカメラの人はまだ高価なデジタルボディを買い換えなければなりません。
デジタルカメラメーカーも過当競争で厳しいですが、絵の出来にこだわるデジカメユーザーの財布も厳しいです。過当競争に敗れたカメラメーカーは止めてしまいますが、そのシェアは別の強いメーカーが取るわけですからやっぱりどんどん市場に新しい物欲刺激するデジタルカメラが出て来るわけです。
この話はここで終わりではなく、まだつづきます 。
デジタルカメラの話はケニア撮影旅行記の中でも沢山書く予定ですが、一般的にデジタルカメラに思うことは独立したほうが良いと思い、別にコラムと言うほどのものかはわかりませんが別タイトル別カテゴリーで書くことにしました。
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