SSブログ

デジタルカメラに思うこと(10)---A1からB0へ、2400万画素超デジタル一眼レフの威力(本文) [column]

去年SONYとNikonからライカ判フルサイズセンサーで2400万画素超機種がついに発売されました。私がデジタル一眼レフを使い始めたのは600万画素の初代Kissデジタルからなので丁度画素数が4倍になったというわけです。
私はデジタル一眼レフを使い始める前にフィルムスキャナによって2400万画素のデジタルデータをPhotoshopでいじっていたのでライカ判サイズ・デジカメでやっとこの総画素数に達したのかという感慨みたいなものがあります。
Canonにも1Ds3と5D2に2100万画素というのがあり、実用上は大して変わらないじゃないかと言われそうですが、やっぱり2400万画素という区切りは私には一つの夢だったのでこだわりがあります。

一般には2400万画素なんて必要ないという人も多いでしょうが、A1サイズで写真展をやり、B0サイズでポスターを作ったりすることを考えると、私は十分その価値を認めます。
ただ本当にその実力を発揮させるにはレンズの解像度は勿論、手ブレやピントにもよりシビアになることは当然です。

最近A1サイズばかりによる写真展をやったわけですが、A1サイズで「大きいことは良いこだ」と思えるデジタルの最低画素数は私が「デジタルカメラに思うこと(6)」で予想したとおりでした。その部分を引用すれば「最低レベルは意外と敷居は低いと思います。私のプリント経験からの独断でいえば、カメラの基本感度で良い光の下で撮られた写真なら600万画素、高感度で撮られノイズが少し気になるレベルの画質で800万画素ぐらいが「大きいことは良いことだ」と見てもらえる最低基準じゃないかと考えています。」
ということは、A0なら丁度倍の1200万画素から1600万画素必要ということであり、B0なら更にそれ以上必要ということになり、そこで2400万画素の威力が発揮されるというわけです。

前回、α900とD3xのB0サイズ販促用ポスターの話をしましたが、2400万画素の威力に説得力を持たせるにはどうしてもこの大きさが必要だったのです。


次回は、A1ノビ・サイズ統一写真展での画質等について、少々具体的な話をしてみましょう。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。