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『世界の自然大写真展』(すべてA1ノビ統一サイズによる写真展) (6) [Exhibition]

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初日、開場前に入り口付近から対角魚眼で撮影。

A1という大きさは、普段写真をA4かA3までしかプリントしない人にとっては、とても巨大に見えますが、B0なんかのポスターを見慣れてしまうと普通の大きさに見えてしまうという話を前回までにcolumnも挟んでしました。

ところで、いままでA1ノビとA1をごっちゃに使ってしまいましたが、統一の額縁の内寸がA1ノビですが、マット紙の内側に見えてる写真部分はA1に近いサイズなので、タイトル以外は今後A1という用語に統一したいと思います。

で、前回columnで「A1にプリントして近くで見られても大丈夫なデジタルの最少画素数は600万画素だった」ということを書きました。600万画素をA1にプリントする解像度は約90pixel/inchです。ずいぶん低い解像度に思えますね。これがA4サイズプリントなら手にとって30cmとか至近距離で見られますから少し細かさが足りません。しかしA1プリントの写真は近くで見るといっても通常A4を見るより倍以上は離れて見るでしょう。だから大丈夫なのです。(「近くで見られても」というのはそういう意味も含んでのことです。)

それでも視力が良く、画質に対して厳しいというか目が肥えてる人はいるでしょう。そういう人が見れば、例えば600万画素と倍の1200万画素の写真をA1で比べればその差ははっきりわかります。

そんなわけで今回のA1写真展は、600万画素でも十分「大きいことは良いことだ!」と見ごたえはありましたが、トリミングなどで400万画素未満のプリントもあり、さすがにそこまで少ないと1m以内で見ればかなり無理(引き伸ばし過ぎ)なプリントもありました。

今回のA1の写真って、縦横比とか細かいことを言わなければ、ほぼ40インチのワイドテレビと同じぐらいの大きさです。40インチあるいはそれ以上の大型テレビって現在かなり普及して来ていると思います。画素数換算ではハイビジョンTVってたったの200万画素しかありません。ただスチール写真と違って動いているのと写真見るよりテレビって離れてみるのが普通なので高精細に見えるのです。200万画素って10年ぐらい前のコンパクト・デジカメの画素数ですね。


次回は、フィルムとデジタルの違いで現場で気付いた点などを少し書いてみましょう。

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